大阪市東住吉区内の仮称「南坂辺(みなみ・さかのべ)」地区シリーズ。
今回は地域の北端道路を歩きます。
冒頭写真は、地域の東に接する「長居公園東筋」から見たもの。
左側が、「南田辺一丁目」。右側は、田辺3丁目になります。
< 山坂3丁目と南田辺1丁目の北端道路(赤い線)が、地域の北の端。 >
突き当りまでは、「山阪神社」の鳥居に達する参道です。
「南田辺本通商店街」(5月20日ブログ参照)を横切ると、「山阪神社」は間近です。
< 左側の道路に挟まれた一角が「南田辺一丁目1番街区 >
上の写真は、山阪神社鳥居前から南方向を見たもの。
左手が、「南田辺一丁目1番街区」です。
地域北端道路は、少し進んで神社南の「山坂公園」(山坂二丁目)沿いを西に進みます。
< 正面が、以後の地域の北端「山坂3丁目」 >
< すっかり見かけなくなった「角のたばこ屋さん」も健在です >
ここからは、左手が「山坂三丁目」の北端です。右は、「山坂二丁目」。
道路と公園部は、左右の土地より一段、低くなっています。
明治期までは、西にある「長池」の水がこの辺りまで入り込んでいたようです。
前掲写真を真っすぐに進めば「松原新田」の、西に向かうこの道は「猿山新田」の、それぞれ集落に通じていました。共に、江戸初期に「南田辺村」の人が開墾した新田地です。
「猿山新田」の先は、「住吉大社」に通じていました。
この道の曲がりは今も残されていて、「グラウンド」「長池小学校」と「シャープ本社」の間を経て、「南港通」から「あびこ筋」を斜めに縦断して「西田辺町」西部に通じています。(前掲地図参照)
< 山坂3丁目側にのぼる緩やかな坂道 >
水に向かって張り出した?木と同様に、この先、道路は曲がりながら続きます。
「山坂三丁目」の北西端近く。高架の「JR阪和線」の位置は、阿倍野区です。
地域の西端に接する空き地は、高架以前の「JR阪和線」の旧線路跡。
緑道「天王寺大和川線」が計画されていますが、いつになったら工事が始まるのでしょう?