A! ABENO! 「あっ!」と驚く準備は、いいですか?
今年6月に、先行オープンする「あべのハルカス近鉄本店タワー館」が掲げました。
昨年8月30日に、鉄骨の高さが300mに達し、来年春の全面開業を目指し建設中の日本一高いビル「あべのハルカス」です。
報道では、去る2月25日(月)に、外装工事が終了、最後の「タワークレーン」が撤去されたようです。
< 2012.10.22 長居公園から > < 2012.11..27 桃ケ池から>
< 2013.2..20 長居公園から > < 2013.2.24 長居公園から >
地上300mものビルのてっぺんまで上がった「タワークレーン」。
多くの部材で構成されていて、現場で組み立て、自力で昇っていくことから、「クライミングクレーン」が正式名称ですが、最後はどうして降ろすのか、興味あるところですね。
調べてみると、一回りづつ小さなクレーンを組み立てては、その前のクレーンを解体するという作業を繰り返し、最後は「点検用ゴンドラ」を利用して、一つの部材が80㎏位になるまで解体して、そのゴンドラやエレベーターを利用して降ろすそうです。
前掲写真のように、屋上のクレーンが小さくなっていくのを、遠く、東住吉区の「長居公園」や阿倍野区の「桃ケ池公園」から観察していましたが、2月26日以降もクレーン?が見えることから、昨日、現場に足を運んでみました。
< 2013.2.28 長居公園から >
これまた建設中で一部通れる「あべの歩道橋」から、連結している「キューズモール」の2階テラスの方へ向かいます。
あまりにも傍で見上げると、何かにもたれないとフラツキそうな感じです。
まずは、その威容を・・・
「20F 100m」の文字のある階の、手前側(西側)少し下の所に何か見えます。
屋上からワイヤーロープで吊り下げられています。
本設(常設)なのか仮設なのか詳らかではありませんが、「点検用ゴンドラ」です。
長居公園から見て、屋上左端(西側)のクレーンと見間違えたものです。(2月28日の写真)
前掲2月24日の写真の中央に見られるもので、最後のクレーンの解体作業をしていたと見られます。
よく見ると少し降下しました。何かを降ろしているだけに見えましたが、両側から人が姿を現わし、窓ガラスの枠を押さえたり、所々拭いたりする動作が確認出来ます。まさに点検なのでしょう。