11月後半から12月にかけての寒い時期に咲く花木が、「長居植物園」の「大池」に架かる「一文字橋」の両側で見頃となっています。「ヤツデ」と「コダチダリア」です。
ハス群生の向うに見える、欄干がレインボーカラーのブルーの橋の両側です。
< 左側のヤツデの花 > < 右側のコダチダリア >
「一文字橋」の右側(南詰)の袂の両側にある、「ヤツデ」の花から見ます。
ひとつ一つの小さな花は小さいですが、枝分かれした柄の先に丸く集まって咲く「花序(かじょ)を作っています。下方の花軸ほど長く、全体としては円錐形に見えるものが多いようです。
この時期、昆虫は少ないですが、ハエやアブが、蜜を吸い花粉を運びます。
一つの花の、「おしべ」と「めしべ」の成熟期をずらし、その役割を変える特性があります。
次に、「コダチダリア」です。
漢字を混ぜれば「木立ダリア」。「皇帝(こうてい)ダリア」の別名があります。
高さは3~5mになって、見上げる高さにピンク色の花がいっぱい咲いています。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 12月4日 要旨 ☆★
● 《 新道路法で「国道26号」が指定される(1952) 》
東京・和歌山間の「国道16号」の内、大阪市・和歌山間が、新道路法に基づき、昭和27(1952)年のこの日、「一級国道26号」に指定されました。その後の道路法改正で級別が廃止されたのは、昭和40(1965)年のことです。起点は「梅田新道交差点」、御堂筋と呼ばれる区間もあって、大和川は開削当時の河口近くの「大和川大橋」で渡り、和歌山県庁前交差点を終点とする全長約72kmの幹線道路です。
「国道25号」の指定も同日です。