北米原産のカエデ・モミジに当る、「アメリカフウ(アメリカ楓)」。
別名「モミジバフウ(紅葉葉楓)」の大木が、「長居植物園」の「大池」の畔2ヵ所で見られます。
遠目にもひときわ際だっていますが、紅い彩づきが、木によって微妙な差が出ています。
↑ < バラ園入口付近から見たアメリカフウ > ↓
< アメリカフウ > < イロハモミジ >
字が読めなくなっていますが、上記の通りです。
「フウ」は、「カエデ」とも読む「楓」。マンサク科フウ属の広葉樹で、大正時代に渡来したとされます。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 11月21日 要旨
● 《 戊申=648年、最古の紀年銘木簡出土(1999) 》
わが国で年号表記が始まったのは、大宝元年(701)年。それ以前は、1巡で60年間を表せる10干12支法のみの表記でした。平成11(1999)年の大阪府警本部棟新築に伴う発掘調査で、難波宮跡の北西角と推定される地域の地下8mの堆積層から、「戊申(ぼしん)年」と墨書きされた木簡が出土、630~50年製作とみられる土器も見つかったことから、大化改新(乙巳の変)直後の648年を指す干支年号と判明しました。それまで、芦屋市で見つかった「壬子(じんし)年」、652年より古い、国内最古の紀年木簡で、この日に発表されました。