8月18日午後の、家にいても恐ろしいほどの激しい雷を伴った局地豪雨。
大阪市東住吉区の「長居公園」での2回の落雷で、男女10人が病院に搬送され、19日までに2人の方が亡くなられました。ご冥福をお祈りします。
< 落雷事故を報じる各紙。左=19日付、右=20日付の各朝刊 >
亡くなられたのは、福岡県在住の22才の女性2人。「長居スタジアム」での大型野外コンサートを見るために、一緒に来阪して会場のある公園を訪れ、急に降りだした激しい雨を避けようと木陰に入って雨宿り中に、落雷に遭ったとみられています。
昨日、最初の落雷があり2人が亡くなられた場所に行ってきました。
地下鉄長居駅が近い公園の入口近く。
外周道路を会場とは違う方向に少し入った、クスノキの木々が植えられている所。公園に入るやいなやの激しい雨に、雨宿りしやすい方に向かわれたのかもしれません。
思いの外、細い木でしたが、表皮が裂けた無残な姿。
根元には多くの献花がされ、更に花を手向ける人、手を合わす人が次々と訪れていました。
この前の外周道路を通り過ぎる人は、さほど大きくありませんが、この日も、会場に向かう側やスタジアム周辺は、すごい人出です。
近隣住民にとっては、自転車で買い物に出掛けるなど、普段は公園内も生活道路の内。こうしたイベントの日は本当にままなりません。ここまでの行き来が大変でした。
この辺りが、2度目の落雷のあった所ですが、若者にとっては、前日の事故も、怪しい空模様も全く関係がないようです。
強い日は照っていますが、東の空は真っ黒。
案の定、雷鳴も轟きはじめました。誰一人、気にする人はいないようですが、帰宅を急ぎます。
家に着くやいなや、雨が降り出しました。
もう、前日のような豪雨と雷はゴメンです。
< 2回ベランダから見た18日午後の豪雨 >
< 狭い裏庭にも激しい雨が叩きつけ10cmの冠水 >
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 8月20日 ☆★
● 《 『今米村誌』に中甚兵衛の記載(1881) 》
明治14(1881)年、大阪府は地誌編集のため、各町村に調査を命じ、提出させています。『河内国河内郡今米村誌』の人物の項には、「中甚兵衛」が採り上げられ、概略、正しい紹介がされています。後年に名が現れて活動ぶりが語られる父とその時代については、一言の言及もしていません。また、『川中新田誌』にも、後年に誤りの多い開発者名が、「中九兵衛・河内屋五郎平」と、正しく記載されています。