昨日の続き。「大阪市立自然史博物館」前ポーチの「ナガスクジラ」の標本です。
平成2(1990)年に大阪湾に漂着。平成18(2006)年3月から展示されています。
長さ19m。日本近海で採集されたクジラの全身骨格標本としては、国内最大です。
建物のガラス面には、生きていた時の体の形のシルエットが水色で描かれていて、まるで大海を悠然と遊泳しているようです。
また、ガラス面を見る場所を変えると、水色の体のシルエットの中に骨格が見えたり、骨格標本越しの植物園の様子も映し出されたりして、楽しむことが出来ます。
人間で言えば「手」に相当する左右の「胸鰭(むなびれ)」。
その原寸大の絵も掲示されています。題して「ナガスケのむなびれ(手) ほんとうの大きさ」。
「4月29日 クジラスタンプラリー」とあって、沢山の子どもたちが描いた人の手の形とサインが画面一杯に描かれています。
平成18(2006)年の「ナガスケ}の命名イベントでの作品でしょうか。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 8月13日 要旨 ☆★
● 《 和泉国一之宮・大鳥神社、例祭 》
堺市西区鳳北町にある「大鳥神社」。本来は、大鳥連(おおとりのむらじ)の祖神を祀ったのが始まりと見られますが、大鳥をヤマトタケルの白鳥伝説と結びつけ、全国の「大鳥信仰」の本社の一つとされ、「大鳥大社」とも呼ばれます。その例祭日がこの日です。「和泉なるわが産土(うぶすな)の大鳥の 宮居の杉の青きひとむら」… 境内には、旧姓が「鳳(ほう)」である与謝野晶子の歌碑もあります。