台風4号が紀伊半島をかすめた日、去る19日の「長居植物園」レポート。
最終回は、2日・9日に続き3度目の「ハナショウブ園」です。やはり、雨が似合います。
「ハナショウブ園」の前の「大池」の一角には「スイレン」が咲き誇っています。
残念ながら、携帯のズームでは、無理があるようです。
いつもは、この近くにも「ハクチョウ」が姿を見せるのですが、避難しているのでしょうか?
代わりに「サギ」が…。
慌てて撮った直後、急に音を立てて飛び立ち、ビックリしました。
池では大きな「コイ」が、1m程も垂直に飛びはね、これまたビックリ!
驚きの連続、雨も本降りになってきたので、植物園を後にします。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 6月21日 要旨 ☆★
● 《 河内国長瀬堤決壊(762) 》
江戸時代に至るまで、古代~中世の古大和川の堤防は、断片的あるいは片側だけの部分的なもので、川筋も固定されず、洪水の度にその位置も少しづつ移動しました。「河内川」、のちの平野川を含めた古大和川の堤防としては、「長瀬堤」「渋川堤」「志紀堤」や「伎人堤(くれひとのつつみ)」などが『続日本紀(しょくにほんぎ)』などの文献に登場します。天平宝字6年(762年)のこの日には、長瀬堤が決壊し、延べ2万2千人余を使って修復したとの記録があります。因みに、「茨田堤」は淀川の堤です。