< 駅前、高架の東側にある駐輪場 >
昨日からの続き、大阪市南部の「鶴ヶ丘」でその名を冠した施設・建物。
今日は、「JR阪和線・鶴ケ丘駅」とその付属設備の東側、「東住吉区山坂5丁目」を見ます。
一部、「JR阪和線」に近い「山坂4丁目」の南部を含みます。
< 東住吉鶴ケ丘郵便局 >
先ずは、駅前からは少し離れた所にある郵便局。東住吉区にある24店の郵便局の中でも、地域名の通称を採用した極めて珍しいものです。「鶴ヶ丘」ではなく「鶴ケ丘」にも注目。
銭湯名は、「つるが丘」の表記です。
< つるが丘温泉 > < つるが丘温泉マンション >
以下、順不同で見ていきます。
< 鶴ヶ丘 駅前ビル > < 鶴ヶ丘 ビル >
< セラ 鶴ヶ丘 > < プラザ 鶴ヶ丘 >
< シャルム 鶴ヶ丘 > < エスト 鶴ヶ丘 >
< ジョイフル 鶴ヶ丘 > < コーポ 鶴ヶ丘 >
山坂4~5丁目辺りは、第一次大戦後の大正から昭和初期にかけての、一般住宅の先駆けとなった「松原住宅」の地。
最近でこそビルも見かけますが、昭和から平成の初期まで、マンションが皆無に近い住宅地でした。
従って、「鶴ヶ丘」を冠したものは、過去には市場や薬局などの店舗にも使われていましたが、現在では、駅西側ほど多くは見つかりません。
近年に建設されるものは、「鶴ヶ丘」と「山坂」が半々ぐらいでしょうか。
また、昭和56(1981)年までの「山坂」の旧町名「山坂町(やまさかちょう)」も、今も新旧建物に見受けられます。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 6月13日 要旨 ☆★
● 《 高架化に取り残された杉本町北2踏切で死亡事故(2007) 》
「京阪神きっての電車密度の高い路線」である「JR阪和線」。平成18(2006)年5月、ようやく大阪市内の高架化を完成しましたが、鶴ケ丘駅など市内7駅の中で唯一、「杉本町駅」とその周辺は高架化されていません。工事中の代替地の確保、掘削して造られた大和川の横断(高架化不要)、堺側の「浅香駅」との高さを合わすことなどに、多くの課題があるためと思われます。「開かずの踏切」が解消されず、平成19(2007)年のこの日の事故など、死亡・重傷などが絶えません。