堺市の「府道28号・ときはま線」の地下を南下する「大阪市営地下鉄・御堂筋線」。
堺市内には、「北花田」、「新金岡」、そして終着駅の「なかもず」の三つの駅があります。
「なかもず駅」の1番出入口から地上に出た所に、堺市のモニュメントがあります。
左から、市の花「ハナショウブ」・市の鳥「モズ」・市の花木「ツツジ」。
いずれも、平成元(1989)年の市制100周年を記念して、市民の投票をもとに定められたものです。
このモニュメント、「なかもず」に因んで、真ん中にモズを配しているのでしょうか(笑)。
堺市のマンホールにも、上の三つがデザインされています。
< 堺市の一般的なマンホール > < 市制100周年のマンホール >
この駅北側の交差点は「中百舌鳥町3丁」。近くの標識は「中百舌鳥駅」。
道路標識は、「Nakamozu」を併記した漢字が採用されています。
南西方向の「ときはま線」と交差している「富田林街道」を西北に少し行くと、開けた土地に、「堺市産業振興センター」や「堺商工会議所」などの大きな建物が目に飛び込んできます。
その手前に、「中百舌鳥駅前公園」があります。これも漢字表記です。
これら建物の向う側に、「大阪市交通局」の広大な土地があって、いくつかの施設と、4月11日のブログにあった、地下鉄の延伸に従って廃止された「我孫子車庫」を引き継いだ「検車場」があります。
地下鉄車庫である「大阪市交通局検査場」の周りは、深い側溝と何重もの鉄柵・フェンスや植木に囲まれていて中を覗うことは、ほとんど出来ません。
わずかに垣根の隙間から、車輛が見え、携帯のズーム撮影で収められました。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 4月19日 要旨 ☆★
● 《 関西本線堅上駅、開業(1927) 》
天王寺から奈良に向かう「JR大和路線」(関西本線)。大和川沿いにあって、大阪府内最後の駅「堅上(かたがみ)駅」が、昭和2(1927)年のこの日、「青谷信号所」から昇格して開設されました。
駅名の堅上は、明治22(1889)年に、雁多尾畑(かりんどおばた)・青谷・峠・本堂の4ヵ村が合併して成立した「堅上村」によるもの。旧村名は大字として継承され、現在も柏原市の町名に引き継がれています。