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 平成2(1990)年、日本で開催される20世紀最後の万国博として「国際花と緑の博覧会」(花の万博花博)が、大阪鶴見緑地で開催されました。


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 その会場へのアクセスとして、開催日を10日後に控えたこの日に、地下鉄「鶴見緑地線」が開業しました。

 現在の、大正駅と門真南駅を結ぶ、「長堀鶴見緑地線」の原型です。


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      < 「大阪市政だより」平成2(1990)年4月号より >


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 この日開通したのは、「京橋駅」(都島東野田町)と「鶴見緑地駅」(鶴見区緑地公園)の間の5.2km。

 途中の、「蒲生4丁目駅」・「今福鶴見駅」・「横堤駅」と合わせ、全5駅。所要時間10分。

 日本初のリニアモーターを搭載した、従来より一回り小さな車輛が採用されました。


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 会場となった「鶴見緑地」は、鶴見区の北部にある大阪4大緑地の中でも最大の公園。

 広さ162ha。但し、西半分は、北から入り組んだ形で、守口市に属しています。

 花博記念施設の「咲くやこの花館」前の交差点やバス停は鶴見区、館そのものは守口市です。



★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 3月20日 要旨 ☆★


● 《 地下鉄鶴見緑地線、花博アクセス路線として開通(1990) 》
 上記ブログの内容の他、大阪市内の最高峰「鶴見新山」についても述べていますが、これは人工の山。

 会場付近は、元来は旧の摂津・河内にまたがる低湿地。古大和川の支流、寝屋川や古川が流れ込み、徳庵井路も開削された地で、鶴見区の南西隅、JR放出駅付近には古大和川の諸流が集まっていました。