昨日に引き続き、平成8(1996)年2月17日の積雪。長居植物園の様子です。
★☆ 大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』 2月18日 要旨 ☆★
● 《 若年寄らに摂河両国の水路巡見を命じる(1683) 》
古大和川の悪夢のような延宝年間の連続大水害のあと、将軍・徳川綱吉-大老・堀田正俊の体制が整った幕府は、ようやく本腰を入れて畿内の治水に取り組むことを決定。天和3年(1683年)のこの日、若年寄・大目付・勘定頭の要職にある3人に摂河両国の水路巡見を命じ、河村瑞賢らを随行させることになりました。
3ヵ月にわたる調査の結果、「水害の最大原因は海に至る河口にあり、その改修を行うべきで、大和川を付け替えることは信用するに足らない」という河村瑞賢が取り入れられるようになります。