おふくろが亡くなって、早いもので4年が経ちました。
11月24日の誕生日を心待ちにしながら、その日が来て僅か2時間で旅立ちました。
この日は、わが家にとっては、不思議と命日が重なっています。
○ 釈道専 明暦2(1656)年11月24日 甚兵衛の父 俗名・享年不詳
○ 釈乗了 明治9(1876)年11月24日 甚兵衛から7代目 九兵衛重安 享年29歳
○ 釈尼妙順 昭和56(1981)年11月24日 姉・みち子 享年44歳
○ 釈尼妙華 平成19(2007)年11月24日 母・冬子 享年99歳
○ 「もうすぐ誕生日だよ」に、「誕生日、誕生日」をくりかえしていた母
その日まで頑張ってくれたんだね、午前2時5分に永久の眠りにつく
○ 誕生日のお祝いのはずだった シクラメンと胡蝶蘭
遺影の帰りを待って、祭壇を囲む
○ 苦労と我慢の一生だったろうけど、わが家の最長寿記録も塗り替えた
言葉では言い尽くせない とてもとても偉大な母
○ 「黄色い菊の花が見たい」が、思えば最後のおねだりになった
季節の花をこよなく愛した母に、「妙華」の名をふさわしく思う
大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』の11月24日の頁も同じ話題です。