大阪府柏原(かしわら)市高井田(たかいだ)の「柏原市立歴史資料館。
当地での開館初年度から始まった、大和川付け替えに関する展示会は、すっかり秋の恒例展となり、今年で19回目を迎えています。
初めて開催されたのが、平成5(1993)年の今日・10月16日。
12月5日までの51日間、「小さな展示・大和川の付け替え」の名で開催されました。
府下の小学校4年生が学習する時期に合わせて企画され、パンフレットも児童向。
大人に交じって、付け替え地点や中甚兵衛の銅像などの見学を加味した、多くの小学生も訪れました。
当方からは、「中甚兵衛画像」・「甚兵衛着用鹿革陣羽織」のほか、9点の文書・絵図を出品しました。
展示会のテーマ(名称)は、4回目までは、「大和川のつけかえ」、5回目以降は、平成9(1997)年「1704年の河内平野」、平成10(1998)年「河内国たいへん」のように、毎年変わるようになりました。
また、それに付される「小さな展示」も、平成10年から「企画展」に変わっています。
以下、これまでのパンフレットの表紙を並べてみます。
第2回目を紛失したようで、代わりに当時のワークシ-トの表紙を収めています。
<①平成5(1993)年> <②平成6(1994)年> <③平成7(1995)年>
<④平成8(1996)年> <⑤平成9(1997)年> <⑥平成11(1998)年>
<⑦平成11(1999)年> <⑧平成12(2000)年> <⑨平成13(2001)年>
<⑩平成14(2002)年> <⑪平成15(2003)年> <⑫平成16(2004)年>
<⑬平成17(2005)年> <⑭平成18(2006)年> <⑮平成19(2007)年>
<⑯平成20(2008)年> <⑰平成21(2009)年> <⑱平成22(2010)年>
最近では、大和川の授業が2学期から3学期にずれ込む傾向にありますが、昨年の展示会では、府下の小学校から97校・8,517人(2010年度館報)の児童が訪れました。
19回目になる今年も、「大和川の風景」と題し、12月11日まで開催されています。
大和川叢書④『流域歳時記・甚兵衛と大和川~この日何の日』の10月16日の頁も、同じ話題です。