はじめてのキャンプ

 林明子


 近所のお姉さん(20代後半から30代?)と大きい(4〜6年生くらいなのかな)子供達がキャンプに行くと聞きつけた小さな(1年生くらい)子が、『私も行く!』と頑張るお話。


小さい子は…だからダメ! 

と大きい子たちに言われてしまうのですが、小さい子だって頑張ればできるんだと。


小さいから、危ないからと、手を出させないのではなく、なんでもチャレンジさせてあげたいと思います。


近所のお姉さんと子供達だけでキャンプに行くという構図がいいなと。今のご時世、なかなかこんな事できないよなぁとか。


キャンプへの準備、ワクワク感、キャンプでの炊事、スイカ割、テントの中でお姉さんがするこわい話。


お姉さんの小さい子への眼差しがとても心温まります。


この本は童話館ブッククラブでうちの子が年長さんくらいの時に配本されたと記憶しています。


これからキャンプの季節になっていきますね。

インドアな子供達を外に誘い出す話のタネにも良本です。