イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

「ゴジラ」1984年作品で実際に撮影使用されたヘリコプター
「海上自衛隊回転翼哨戒機SH-60J」のプロップです。

サイズは55センチぐらいで、映画のプロップとしては小さいです。
材質はバルサ材の削り出しに木目を目止め塗装で仕上げています。
また部分的には紙で加工した所もあり、とにかくハンドメイドな
ミニチュア造型です。

それでも、さすがに撮影プロップだけあって、ギミックは
しっかりしています。
皆さんは飛行機の操演はわかりますよね?
俗にミニチュアをピアノワイヤーで吊って動かす
操演テクニックですけど、ヘリコプターの場合は・・・??
ヘリの回転するプロペラが邪魔で、普通にワイヤーを
固定する場所が無いんですねぇ。
じゃどこでそのミニチュアを吊るかと言うと
プロペラの回転軸しかないんですよ。

でも、回転してる軸に操演ワイヤーを固定したら
そのワイヤーがねじれてしまうでしょ・・・・。
そこで・・ヘリのミニチュアは昔から回転軸が2重構造になっているんですよ。

まず、本体にガッチリ固定された心棒があって
それに操演ワイヤーが固定されるようになっています。
そして、その心棒の外にパイプをかぶせて
そのパイプにプロペラを取り付けし、そのパイプとモーターを
ギアで連結させた仕組みになっていて、操演ワイヤーで吊りながら
プロペラが回転出来るようになっています。
(もっと以外と知られていないのが、キングコングの逆襲に出てきた
Dr.フーのヘリコプターは1ローターに2連のプロペラが
前後にあって、それぞれ1軸で左右逆の回転をしてるんですよ。
知っていました?・・これは先ほどの心棒にプロペラ用の
パイプ軸をさらに2重にして、それぞれ別のモーターで可動させていたんですね。
・・・って、言ってる事・・わかりますか?笑)

話し長くりましたけど、他にはヘッドライトが点灯したり
夜間航空灯が点滅します。
これは底にあるフタにバッテリーが入って
底面のスイッチで操作します。

入手経緯は、1987年頃に東宝特美の承諾を得たうえで
他の幾つかと一緒に保管させてもらっているプロップの1つです。

この写真も写り悪くてすんません。
いつもの通り、離れた実家に置きっぱなしで・・・。
これは、当時のフィルム写真からのスキャン画像なんです。

こんな脇メカで話が長くてすいません。
でも・・ヘリの撮影ミニチュアほど奥が深くて
まだまだ書きたい事沢山あるんですね。