東京地方、大雨でした。そのくせになんだろう、花粉症の症状がやわらがない。薬も飲んでるし点鼻薬もバシバシ噴霧してるんですけどね。

なんとかしなければ。


さて。

今日は「救われる」一冊。

一昨年亡くなられた谷川俊太郎さんの晩年の亡くなる二週間前までのコメントと、詩の新旧作44編を収録した一冊。


絵本やこども番組の歌の詞、小学校の国語の教科書など我々世代は実はけっこう影響を受けていることに気付かされる氏の作品。


実は俺大好きで、たぶんだけど全作品読んでる。と思います。

で、これがいよいよ最後の作品となるのか。寂しいわ。


92歳までの生涯で、長い人生のなかで氏なりの達観もあり、ところが身体は老いても、根っこにある少年性やオトコとして老いることのない葛藤も垣間見える素晴らしい一冊でした。


氏の作品はとりわけ柔らかい言葉で紡がれているようで、実はすっごい鋭利で刺さってくるところもあるのが好きで。

優しいようで、時々ギラギラしたオトコの感情が見え隠れするところも最高。

詩人てすげえなって思う。


実際けっこうプライベートがオトコな人生を送られていたりもしていてビックリするんだけれども。

しかしそうした体験があったからこそ、こうして作品のパルスが強いんだろうなとも思う。



人生とは何なのか。

まだ半分過ぎたばかりの自分なんかにゃあ考える余裕もなければアタフタする日々です。

不安定な仕事ばっかしやがってw

まさに未定ですけれども、これを読むことで少し何かその尻尾みたいなもんがやんわり見える、ような気がして絆されます。


文字も大きく読みやすいので、これは是非オススメです、どうぞ手に取ってみて下さい。

おれ多分この本を今後、レコード聴くみたいに時々繰り返して読むことになると思います。


とまあ、この感想は私の主観なので、あなたはまた違った何かをこの本から受け取るのかもしれません。





谷部 央年でした。