2017年秋から営業ではなく人事部門に異動となった。
営業時代、特に2012年~2017年の東京時代は全国各地に出張した。
年齢を重ねる毎に各地の文化や歴史に興味を持つようになった。
特に「地元食材&酒」「マンホール」、そして神社仏閣だ。
当然、御朱印も集めた。(これは別の機会に書く)
しかし、意外と地元(熊本を中心とする九州各地)の文化・歴史は知らないものだ。
熊本に戻ってきたので、時間が空いたら少しづつ調べてみることにした。
まず訪問したのが、日本三大下り宮の一つである『草部吉見神社』。
日本三大の内の1つが熊本にあるとは知らなかった。
宮崎県の「鵜戸神宮」、群馬県の「貫前神社」と同じく、鳥居の下に社殿がある珍しい神社。
創建は、なんと阿蘇神社よりも古い。
初代天皇である神武天皇の第一皇子・日子八井命(ヒコヤイノミコト)をはじめ、12柱が祀られているとのこと。
周囲は農地、しかも宮崎県方面は美しい棚田が広がっている。
駐車場に車を止めて入口へ。
社を見下す事になるので恐縮するというか、罰が当たりそうというか、大量の雨が降ったらどうなるのだろうか?と心配になる。
8月に訪問したが、木陰が涼しい。
ただし帰り(登り)は地獄間違いなし💧
130段の石段を下ると、社と神楽殿があった。
社は意外と小さい。
敷地はやや広く、社の裏手には樹齢千年を超える御神木や池があります。
なんで池に龍が?と思いましたが、調べてみると以下の通りでした。
神武69年8月5日、勅命により日向国高千穂の峰から草部の郷に来られた日子八井命は、住民を苦しめていた大蛇を征伐されました。
大蛇の棲んでいた「吉ノ池」の水を東の谷に流し、池を埋め立て宮殿を建てられ、屋根や壁を草で葺かれた故事から地名を「草壁」と言い、後に「草部(くさかべ)」に改められたと言われています。
なるほど、大蛇ですか。
名前の由来になったようですね。
7月末や10月には祭りがあり、「草部吉見神楽」が奉納されるとか。
見てみたい。
社の脇に御朱印の紙がおいてあり、お金を入れてもらってきました。
秋のお祭りと稲穂が実った美しい棚田をまた見に行こうかな。