アナザーワールドのツボ(喜六アングル)後編です音符


文楽の場面から。
ここの七海さんの真剣な顔つき素敵すぎる、、!
あれもすごい技ですよね〜、人形役の紅さん綺咲さんの動きも難しいと思いますし、
それを操る役もかなり集中力要りそう。

余談ですがこういう人形っぽい振り付け大好きなんですよね。
和ではなく洋ですが、クリスタルタカラヅカ(月組)のドールオペラも引き込まれたし、
ベルサイユのばらのオープニングでよくあるパペットの動きも好きおねがい
(宙組全国ツアー、フェルマリ編のオスカル七海さん、かわいかったなあ笑)
どうやったらあの、まるで生きていないような動きができるのだろうと、毎回見てしまう。


話を戻しまして、茶袱紗を拾う七海さんの伏し目がまたこの世の美をすべて集結させたような涼やかさ、、、!!
その一瞬をTCA様のカメラがおさめていてくれました。歌劇最新号に載ってるお願い

あまりにも真面目なお顔でやってらっしゃるので、初めて見たときはこれは喜六という役ではなく、劇中劇の黒子というまた別の役だという設定なのかなと思いきや、
幕が降りると久しぶりに息をしたかのようにぷはーっと脱力し、ヨタヨタ歩き回っているのを見て、「喜六さんがそのままやっていたのね〜!」ととても愛しくなりました。笑
やればできるじゃない、すごいぞ、喜六!!笑


そしてこの後ですね〜〜ラブ
可愛いが過ぎる、かい琴タイム。笑
嘘つきも地獄行きだよと言われ、みんなに無視される徳三郎さん、喜六さんにツンツンするも、プイッとする喜六さん。
はあぁ〜〜かわいい!!!
七海さんのほうが6学年も上級生だと思えません!!
ものすごく子どもみたいに見えます!!ハート

喜六さんが、咎められるようなことはひとつもおまへんで〜〜!アヒャアヒャ!となるところはもちろん溶けそうなほど可愛く、
若旦那に「おまはんは!!」と呼ばれ振り向く時の「んアッ?♪」という間の抜けた声も可愛くて大好きです。笑

そして存在が罪と言われ徳三郎さんに泣きつく。ここの絡みは日に日に濃くなっているのでしょうか??( ̄ー ̄)
東京に来てからがまた楽しみですっ!



閻魔様の御前
七海さんがかわいくひれ伏しているお姿をこんなに長く拝見できるなんて。笑
アホの喜六!と康次郎さんに呼ばれ、
ハァッ爆笑と嬉しそうに顔を上げるのもアザラシっぽくて良いですよね〜。
アホって言われるの、ほんとは嬉しいのかな?笑


若旦那だけは極楽に行きなはれと泣きそうな顔で訴えるところは、心に訴えかけてくる七海さんのお芝居が活きますキラキラ
アホっていうと悪口だけど(笑)、アホな人ってピュアで素直なんですよね。だからこそのアホ。
喜六は「愛すべきアホ」なんだなあと改めて感じるこの場面です。



英雄豪傑を引き連れて上手花道に登場するところ。
とある回で可愛くて印象に残っているのは、
最初喜六さんは戦う気満々で凛々しいお顔をして両手を広げ、杢兵衛さんと一八さんを守る姿勢なのです。
おっ、喜六イケメンモードかな?と思いきや、反対側花道に勢揃いする鬼たちを目の当たりにして、だんだんと下がっていく両手。そしてうなだれ。
天寿杢兵衛さんが「えぇちょっと守ってよ!」という具合に喜六の腕を掴むのですが、
穏やかな顔で目を閉じ、「…ムリ。」と言うように首を左右に振る喜六なのでした。笑
若干の微笑みを浮かべながら降参する喜六さんが可愛すぎました照れ



いーのしーしーっどっしーーっ!!は、思いついたぁ♪みたいな感じで楽しそうに叫ぶのが癒されます。


ラストも本当に楽しそうにありがたやなんまいだを踊ってらっしゃるので、こちらも幸せで笑顔に。
康次郎さんの「生きてさえいりゃ、どんな苦労も乗り越えられる。いっぺん死んだ気になってやってみなはれ!」というセリフが大好きなのですが、この言葉に「本当にそうだよなあ」と納得した後で、この幸せなお祭り騒ぎ。
頑張って生きよう!!!と思いますよね、別に、人生に悩んでいたわけではないけれど。笑

アナザーワールド、本当に素敵なお話だと思うのです。


そして、七海喜六さんがとっても幸せそうに楽しそうにイキイキしてくれているので、それだけで私は心が満たされます。

七海さん素敵な役作りを今回もまたありがとうございます。ハート





喜六さん可愛いポイントが多すぎるのでとても一度じゃ全てを取りこぼさず書くことができない!
きっとこれからもちょくちょく書くと思います(*´ω`*)
また喜六さんを観察するのが楽しみだなあブルー音符