今日のアルバム

Hurricane eyes/Loudness(87年)

 

アメリカ進出後3枚目となったアルバム。Thunederに続きアメリカで発売されたUS版のLightningもビルボードランキングで100位以内の結果を残し驚異的な成功を収めましたが、このアルバムでプロデューサーがマックスノーマンからレッドツェッペリンなどに関わったエディクレイマーに変更されました。商業的でミドルテンポの曲を好んでいたマックスノーマンに対し、エディクレイマーは1曲目にスピードがあるSDIを持ってくるなどバンドの意思を尊重した変化が多くあります。とくにリズムセクションの音は大きく変わり前2作に比べても厚いサウンドになった印象があります。二井原の声はこの頃から少し衰えが出てきた時期でもありますが、シャウト的な力強さをうまく出しこのアルバムでの声はすごく良いものがありました。アルバムの中でも1番キャッチーなRock'n roll gypsyはとくに高崎晃の後半のギターソロが好きで、高崎晃のギターソロの中でもこの曲のソロが1番好きですね。アルバムとしては前2作ほどの結果は出ませんでしたが、このアルバムはすごく良く聞いたアルバムで思い出深くラウドネスの中で1番好きなアルバムになるかなと思います。

 

 

好き順

①Rock'n roll gypsy

②This lonley heart

③S.D.I

④Rock this way

⑤So lonely

 

好き度:96点