今日のアルバム

Shades of deep purple/Deep Purple(68年)

 

ディープパープル第1期のデビューアルバム。結成当初はリッチーブラックモアよりもジョンロードがバンドの中心になり、アルバムの中の曲は半分がカバーでバンドとしての方向性はまだ確立されてはいませんでした。シングルとなったHushがヒットしたものの、この曲もカバー曲でハードロック的な要素はあまりないですが第2期以降イアンギランが唯一自身が在籍していないアルバムの中でライブで歌ったことがある曲でもありました。ロッドエヴァンスのVoはハードロック的ではなく、第1期のアルバムはアートロックと題されてもいます。パープルの歴史の中でもとくに面白味はないアルバムではありますが、所々に第2期以降のエッセンスを感じるところもありMandrake rootの中盤以降のソロパートのキメのフレーズは第2期以降の70年代のライブではラストの曲の締めに使われているので、パープルファンとしては聞いておいた方が良いアルバムではあります。

 

 

好き順

①Hush

②Mandrake root

③And the address

④Prelude:happiness~I'm so glad

⑤Help

 

好き度:85点