北陸新幹線ダイヤ公開!新大阪延伸後の姿とは?

 ︎︎こんにちは!記念すべき第1回は、北陸新幹線をご紹介します。初回は、新大阪まで延伸開業した後のダイヤを想定して作成しました。私が時刻表づくりにハマったきっかけは、以前のブログでも触れた「やまぱん」さんの動画です。彼の最初のダイヤ妄想が北陸新幹線の敦賀開業をテーマにしたもので、今回のダイヤも特に東京〜敦賀間については、その内容を大いに参考にしています(ほぼそのまま流用している部分もあります)。

 ︎︎それでは、お待たせしました。今回作成したダイヤを、ぜひご覧ください!


ダイヤの第一印象

 ︎︎このダイヤを見て驚かれた方もいるのではないでしょうか。例えばこんな点です。


  • 北陸新幹線なのに、岡山まで運行している列車がある!
  • 「はくちょう」「あさしお」「まつかぜ」など、聞き慣れない列車名が登場する!
  • 「羽越新幹線」「山陰新幹線」といった新しい路線名まで出てくる!
  • 新大阪〜金沢:全席指定席
  • 金沢〜羽越方面:自由席2両を設定
  • 羽越新幹線内利用者専用の指定席車両:2両設定

 ︎︎岡山直通列車については、後ほど「ダイヤ解説」で詳しく触れます。その他については、第2回「山陰新幹線編」、第3回「羽越新幹線編」で取り上げる予定です。今回は北陸新幹線内の運行に絞ってご紹介します。


列車紹介

かがやき・はくたか・つるぎ

 ︎︎既存の列車ですが、「つるぎ」は大きく変化。新大阪地下ホームを経由して、山陽新幹線・岡山まで直通運転します。そのため車両はE7系/W7系から置き換わり、N700A系をベースにした8両の新型編成を使用する設定です。この新型車両は、北陸新幹線の運行管理システム「COSMOS」と、山陽新幹線の「COMTRAC」の両方に対応しています。

はくちょう

 ︎︎羽越新幹線に直通する速達タイプの列車です。北陸新幹線内では停車駅を絞り、短編成ながら混雑を避ける為、以下のような工夫をしています。

  • 新大阪〜金沢:全席指定席
  • 金沢〜羽越方面:自由席2両を設定
  • 羽越新幹線内利用者専用の指定席車両:2両設定

車両構成(新大阪寄り先頭)

  • 1-2号車:普通車(自由席/指定席)
  • 3-4号車:普通車(指定席)
  • 5-6号車:普通車(羽越専用指定席)
  • 7号車:グリーン車
  • 8号車:グランクラス

あさしお・まつかぜ

 ︎︎山陰新幹線に直通する列車です。「あさしお」は速達型、「まつかぜ」は各駅停車型。どちらも「つるぎ」と同じ新型編成を使用します。なお、E7系/W7系の列車と、それ以外の直通列車とでは車両の向きが逆(1号車の位置が東京寄りか新大阪寄りか)という違いもポイントです。


Confer Clip!!

 ︎︎今回の記事作成にあたり参考にした動画をひとつご紹介します。ぜひコーヒーブレイクのお供にどうぞ!



ダイヤ解説

 ︎︎基本的に、紹介した各列車はほぼすべての時間帯で毎時1本ずつ運行されます。ラッシュ時には「つるぎ」や「まつかぜ」が増発されるほか、新大阪〜金沢間では「つるぎ」の代わりに「はくたか」が各駅停車タイプで走る時間帯もあります。現在の「サンダーバード」+敦賀乗り換えに比べると、

  • 新大阪発着で40〜50分短縮
  • 京都発着で約30分短縮

と、大幅な時間短縮が期待されます。なお、「はくちょう」「あさしお」「まつかぜ」の発着地や系統については、それぞれ羽越・山陰編で詳しく紹介します。

おわりに

 ︎︎今回は、北陸新幹線のダイヤをご紹介しました。山陽新幹線直通の「つるぎ」をはじめ、北陸新幹線以外の新要素も盛り込んでみました。今後の第2弾以降でも、メインとなる路線以外の列車が登場するかもしれませんので、ぜひそちらもご期待ください。


 ︎︎それでは、また次回お会いしましょう。