毎度おなじみ、I-MAGICです
プロマジシャン、と聞くとどのような
イメージをお持ちになるでしょうか?
ステージでイリュージョンをガンガンやる人?
テレビカメラの前で、超絶技法を
惜しげもなく演じる人?
スタイリッシュなスーツを身にまとい
スマートにカードマジックを演じる人?
もちろん、いろんなスタイルがあると思うのですが
例えば近くの商業施設で、イベントなどがあると
マジシャンが来ていたり、なんてこともありますよね。
実際の現場は、左右の角度もきついですし
どれくらいのお客様が集まってくれるかも分からないですし
どういった人たちが多いのかも分かりません。
それに対応していく、多彩なトリックを準備し
こなしていくのもまた、プロマジシャンのイメージかもしれません
さて、そんなプロフェッショナルのマジシャンたちの多くが
演じているトリックの1つに「カーディオグラフィック」
と言うものがあります。
スケッチブックに書いた1組のカードから1枚のカードがせりあがり
カードを当てるというもの
そして最後にはそのせりあがった状態の紙を破って
プレゼントするのです。
もしかすると、どこかで見たことあるかもしれませんね?
ただ、基本的に、これ、せりあがるのは
同じカードになりがちなわけです
そこで、こんな一ひねり効いた
トリックが生れました。
「 Cardiographic Recall 」
通常は、カードがせりあがってきて終わりですが
それだけではなく、1回目にせりあがってきたカードは間違っていて
いったん下がったら、正しいカードがせりあがるというもの
もし同じお客様に2回見せないといけないような可能性があるなら
1回目は普通のカーディオを演じ、2回目にはこちらを演じれば
同じように見えて全く異なる現象になるため
より不思議になるわけです。
1日に何回も演じないといけないプロフェッショナルの場合
同じお客さんがいることも、あり得ます
その場合には、こういった一ひねりが効いているトリックが
役に立つと思います。
では