毎度おなじみ、I-MAGICです
昨今、海外版のDVDでも日本語字幕や
日本語のボイスオーバーの物など
かなり増えてきましたね
ふた昔くらい前は、英語ができないとどうにも
マジックの情報を吸収できないっていう
状況でした
別にそれが悪いのではなく、中・高と6年も勉強する
分けですから、洋書位は読めるはず
これが、哲学書だとかなら別ですよ
(ちなみに、ユージンさんの本で挫折した経験あり(笑))
昨今、Youtubeとかでの「目コピ」が幅をきかせていますが
それなりのスキルを持ったマジシャンの場合
基本的に目が非常に良いわけで
コンテストやショーの演技を見て
見える部分の現象、その裏で行われている事、現象の意味
その際に演者の使っているミスディレクションやオフビートの精度や
修練度合等も一瞬で見極め、理解をしているわけです
国際大会レベルの審査員をやるレベルの方は
こういったことを同時並列的に階層化させて理解・判断・記憶
しているわけで
単に動画の動きをまねられるようになる
なんてレベルとは大違いの作業を
目で見ただけで行っています
でね、何でこういった頭の作業のレベル差が
できるのかな~って思っていたのですが
やっぱり
「元々の頭の中の情報量」
だとおもうんですよ
この量が多ければ多いほど、何かを見た際に
フォローできる部分が多くなります
その部分に関しては、頭を意識的に働かせなくても
理解できます
という事で、より多くの事を理解でき、判断できるってわけです
で、できれば自分で経験した事柄がらが多いに越したことはないですが
それには限界があるから、他の人から学ぶんです
その際にベターなものが、実は文章
相手の思考を学ぶには、映像ではなく文章の方がベターなんですよね
より深い事柄が学べますので
こういった文章をたくさん読んでいると、ある程度思考のパターンが
身についてきます
しょせん、動きを作り出すのは、頭
目の前の千変万化な動きがあっても、それを作っているのは
人の頭なので、その動き方を知っていると、処理できる事柄が
増えるってことでしょう
まだまだ日本語の本で、こういった理論書は少ないような気がします
もし、昨今のマジックにちょっと食指が動かなくなっているなら
英語の書籍に手を出してみるのも、面白いと思いますよ
昔の本だからこそ、新たな発見があったり
まだまだ日本人に知られていない理論が埋もれていたり
名作の本当の意味を知ることができて感動したり
なんてことがあるかもしれません
I-MAGICでは
洋書のお取り寄せ
を始めました
もちろん、日本語訳は付きません
ぜひ自分自身で洋書を読み解いて、様々な思考パターンを
身につけていってみてはいかがでしょう?
⇒ I-MAGIC 書籍・お取り寄せ洋書ページ
では