「130’S」って何?
さて、今日も引き続きスーツの生地について。
スーツを見に行くと
生地についている
「130’S」
などの数字。
これ、何かご存じですか?
これは生地に使われている
糸の細さを示す数字です。
「ウールスーパー130」などと言います。
↓こんな感じでついています。
一番下に「Super 120’S」とありますね。
上質なスーツはウールで作られていますが、
このウールは、ニットなどに使われるような
太い糸ではなく、スーパーウールという
糸の細い高級なウールが使われています。
(シルクやカシミヤ混などもありますが)
そして前述の「130’S」などの数字は、
「糸1グラムあたり、何㎝になる糸か」
ということ。
この数字が高くなればなるほど
糸が細く、上質なウールということです。
種類としては、
80’Sから210’Sくらいまでの
14段階ありますが、
多く作られているのは
100’S~130’Sくらいでしょうか。
150’Sくらいになると、かなり細くて
上質な糸、また生地もとてもなめらかで
美しい光沢が出てきますが、
生地が繊細なため、耐久性が弱かったり
シワになりやすくなるなどの
デメリットも出てきます。
前に勤めていたブランドで、「200’S」という
生地で作られたスーツを
見たことがありますが、
それはそれはなめらかで繊細な
生地で、何かの拍子にビリッといきそうで
怖いかも、というくらいでした。
そんな豆知識を知っておくと、
次からスーツを見るのが楽しく
なりますよ♪
秋冬スーツ購入ラッシュ!!
昨日今日と、立て続けに
リピートのクライアントさんから
スーツ購入の同行のお仕事。
リピートのクライアントさんだと
すでに診断をしているので
もう似合うものがわかっているし
仕事でどんな場面が多いのか、
どんな人と会うことが多いのか、
ということも分かっているので、
どんなに商材が多くても
見るのはごく一部で済み、
とても効率が良く買い物が終わります。
その分他のトークを盛り込んで…
レクチャー状態(笑)。
今日は生地について。
スーツの生地は、国産品もありますが
インポートだとイタリアやイギリスの物が多く、
スーツを見に行くと販売員の方が
「こちらはイタリア製の〇〇の生地でして…」
とか
「こちらはイギリスの△△社の生地を使って…」
などと説明してくれます。
ざっくり言うと、
イギリスの生地は張りがあってかため、
イタリアの生地は柔らかくしなやか。
といった違いがあります。
そしてスーツの形も
ブリティッシュスタイルは細身でスタイリッシュ、
イタリアンスタイルはややゆったりめのライン、
といった違いがあります。
もちろんブランドやメーカーによっても、
サイズ感やラインも違いますし
それぞれの体型によっても
ジャケットはジャストサイズだけれども
パンツが緩い/きつい等、
なかなか既製品でぴったりのものを
見つけるのは難しいです。
ですから、あとはお直しで
細かく調整していきます。
着丈・袖丈はもちろん、
ウエストを絞ってみたり
なで肩の人はパッドを入れてみたり
微調整していくことによって
ご自分の骨格にあった
ぴったりのラインを出していくのです。
これで自分仕様のスーツになると、
一段と愛着が湧きますよ(笑)
是非色々試してみて
自分に合った一着を見つけてみて
くださいね。



