時間の折り合い叶わず
本公演ではなく
“鑑賞教室”にきたからなのか
国立劇場との客層の違いに
少し戸惑いましたが、
女子高生のグループや外国人の姿も見受けられ
ホッとしてはおります♫



賑やかな「団子売り」に続いて
眼目の「新口村」
見物しての思いは、
逃避行の張り詰めた緊張感
全てを察して見逃す父
歌舞伎では
梅川忠兵衛に感情移入して観ていた気がするが
原作の文楽では
孫右衛門の葛藤と父子の別れの物語だと
いうことを再確認。
孫右衛門の、
「盗みする子は憎なうて、縄掛ける人が恨めしい」
との述懐が胸に刺さる。
とまれ、
名曲、名場面を、味わい
満ち足りた思いでおります。