久しぶりに世田谷パブリックシアターへ「子午線の祀り」を楽しみました。学生時代に傾倒し、何作か関わってきた木下順二の作品。知盛の【見るべき程の事は見つ。今は自害せん】という科白。若造には珍紛漢紛^ ^歯が立ちませんでしたが...馬鈴を重ねたお陰か^ ^少しだけ共鳴するものを感じ、あらためて声の力、ことばの重さ、そして、宇宙の中の小っぽけな人間の営み、感染症に慄く日々のことなどが重なり、記憶に残る舞台となりました。明日から「平家物語」十七巻を読もうと決めました。三度目となるかな。