[不易流行]
いつまでも変わらない本質的なものの中にも新しい変化を取り入れていくこと。
ずっと変わらないものに、その時に応じて変化していくこと。


歌舞伎はまさに「不易流行」そのもの

今月 四月大歌舞伎は




豪華絢爛にして重厚な顔合わせに加え
時代を担う若手も入っての大舞台。

福助丈の確かな復帰
米寿のお祝い山城屋


菊吉の顔合わせ 
両名優
芸の力が火花を散らす「鈴ヶ森」


華やかで清々しい松嶋屋の「実盛物語」


さらに芸の深みを感じさせる澤瀉屋の「黒塚」

上方風味?の「二人夕霧」
と、

狂言立ても贅沢。

なのに・・・
この 入りの薄さは何故?

子や孫たちに自慢できるのに
若い方の姿が見受けられないのが寂しい。