このところ 沢村貞子さんの随筆集を連れて出かけております。今日は「わたしの三面鏡」あとがきにある「〜日一日と老いてゆく自分の姿を、そっと見つめる脇役女優のこころ模様〜」わが身に置き換え、身につまされる。中でも「老いの入り舞い」の一文は、昨日のお稽古で、若い役者に指導がましいことをして、無様な結果を招いた自分と重なる。