黒と茶色の河 | 金谷全朗の印象光景・ハッピーがそこにある!

(AMUSING PLANET 画像記事転載)

 

Encontro das Aguas - The Meeting of Waters

エンコントロ・ダス・アグアス - 水の出会い

 

ブラジル北部の内陸都市マナウスから約10km、市内を流れる黒いリオ・ネグロ川と砂色のアマゾン川が出会うが、水はすぐには混ざり合わない。この現象は、ポルトガル語で「水の出会い」(Encontro das Águas)と呼ばれる。

 

この現象は、アマゾンや地球上の他の場所のいくつかの場所で発生するが、ここほど劇的なものは無い。リオ・ネグロはアマゾン最大の支流であり、世界最大の黒川である。

 

リオ・ネグロ」という名前自体が「黒い川」を意味し、その色は、熱帯雨林や湿地帯を流れる川の流れに伴って水中に溶け出した腐敗した植物性物質が含まれていることに由来する。酸性度が高く、土砂が少ない黒い水の川。一方、アマゾンの水は、砂、泥、スリットで厚く、それに茶色がかる。成分が異なるため、両河川は水の密度、速度、温度が異なり、混ざり合うことを嫌がる。

 

アマゾン川の冷たくて密度が高くて速い水と、ネグロ川の暖かくて遅い水は、はっきりとした境界を形成。6kmほど下流で、アマゾン川の流れの速いアマゾン川の乱流渦が2つの水を混ぜ合わせて下部アマゾン川となる。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

地球は面白い!

ここは上空から観ると最高だね。