南フランス、キャリエール・ド・リュミエール (AMUSING PLANET 画像記事転載) 南フランスのレ・ボー・ド・プロヴァンスのアートギャラリー、カリエール・ド・リュミエール。 かつての石灰岩の採石場を利用した、芸術と音楽をテーマにした珍しいマルチメディアの展示スペースです。 何世紀にもわたって、アルピーユ山脈の採石場から石灰石が採取され、近くの町を建設してきました。 しかし、20世紀に入ると、石材の代わりに鉄鋼などの新しい建材が使われるようになり、石灰石の需要は減少し、採石場を維持するための採算が合わなくなるまでになってしまい、採石場は1930年代に閉鎖されました。 1976年、石灰石の採掘によってできた巨大な空のホールは、芸術的な空間に生まれ変わりました。 壁に額装されたアート作品を吊るすのではなく、キャリエール・ド・リュミエールはプロジェクターを使って壁、天井、床に光を当て、作品の静止画とアニメーションのイメージを空間全体に浮かび上がらせています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 このスペース感、いい感じだなぁ。