先日、古代文字書家・福島美生虎舟の展覧会に顔を出した。
彼は昔の行きつけ酒場での知人「福ちゃん」であり、それこそ何十年ぶりに再会したら、いつの間にか名前に虎と舟が付いていたという訳。
また、彼には年月を経て良い味が出ていた。
左、福島美生虎舟さんと 金谷全朗
作品は筆流れの緩急、飛びはね、カスレ、余白感などの表現が魅力的で好みだ。
広告代理店クリエーティブの経験、年齢、モノを読み取る眼や感じ取る力、技量…等がバランス良く書の世界に活きている気がしたね。
一番気に入った、生きるの文字。
殺し気味の金色や飛び跳ねが効いている。
生きていると沢山のハプニングや出逢いや再会が有り、本当に楽しいよなぁ。