以前、バンフ、ジャスパーでの打ち合わせ後にカナデイアンロッキーの山中にヘリで向かった。
鋭角に切り立った岩肌を沿うように幾つも乗り越えて行く。
降り立った地、そこは雪を纏った岩山と形の良い湖、渓流などがバランス良く組み合わさり、透明感際立つ美光景だった。
大掛かりなロケ撮影のため、大量の機材もヘリにネットで吊り下げ何往復かで運び込む。
いわゆる山岳救助隊みたいな感じの運搬方法である。
通常そこまでは馬や歩きで2日程かかるそうなので、あっという間のヘリ移動が申し訳ない様な気がしたのを覚えている。
そこでの撮影期間中、僕はそれらの光景や空気感を自分の脳裏や感覚にしっかりと焼き付けた。
ここは熊やカモシカなどの野生動物も多く出没するし、天候の急変も有る。
それなりの注意や充分な準備も必要であり、今後は余程の仕事の巡り合わせ以外には、まず無いだろうと感じたのだ。
おかげで、その時の映像は今でも鮮明な印象光景として降りてくる。
もちろんジャスパーやバンフの街、その周囲などもかなりステキだ。
この辺りならリピートも可能だしなぁ!
何れにしても、夏のカナディアンロッキーには訪れたくなる魅力が溢れているのだ。 (Z)
(Buzz Feed 画像記事)
21 Reasons Why Everyone Should Visit The Canadian Rockies This Summer