イタリア座礁船コスタ・コンコルディア、引き起こされる | 金谷全朗の印象光景・ハッピーがそこにある!
イタリア中部ジリオ(Giglio)島の沖合で17日、昨年1月に座礁したクルーズ船「コスタ・コンコルディア(Costa Concordia)号」を垂直な状態に引き起こす作業が完了した。

当局によると、解体のための撤去作業が終わるのは、早くても来年の春だという。客船を対象としたものでは過去最大のものとなる同号の引き揚げ作業は、これまでに掛かった費用が6億ユーロ(約793億円)。保険会社は、全作業を終えるための費用を11億ドル(約1092億円)と見積もっている。

写真は、欧州航空防衛宇宙会社(European Aeronautic Defence and Space Company、EADS)が17日に公開した、引き揚げ作業前(左、2013年9月12日撮影)と後(右、同17日撮影)のコスタ・コンコルディア号を捉えた衛星写真。

客船では過去最大の引き揚げだとか、大変な作業です!