火星、ノアキス大陸の砂丘と砂紋/NASA | 金谷全朗の印象光景・ハッピーがそこにある!
この砂丘の上を低空飛行してみたい!


米航空宇宙局(NASA)は1日、火星のノアキス大陸(Noachis Terra)にある衝突クレーターの中の砂丘や砂紋をとらえた画像を公開した。

 南緯42度東経42度の地点で火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter、MRO)」の高解像度カメラ「HiRISE」で2011年11月29日に撮影したもの。画像に写っている範囲はおよそ1キロ四方で、色彩は強調されている。

 自然に作り出されたさまざまな形やサイズの砂丘と砂紋が美しい景観を作り出している。砂丘は火星で最もよく見られる光景だ。

 砂丘の分布や形は風向きや風の強さの影響を受けている。砂丘の浸食や堆積のパターンを分析することで、周囲の地形が形成された過程について知見を得ることができる。