カール・ラガーフェルドの分析力と推進力が感じられます。
カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が、シャネル(CHANEL)の創設者ココ・シャネル(Coco Chanel)は「自分のデザインを好きではないだろう」とコメントした。
長年に渡りシャネルのクリエイティブ・ディレクターを務めてきたカールは、「デザイナー職をオファーされた時、シャネルのデザインは最新のトレンドではなかった。自由にデザインする権利を与えられたので、それまでのシャネルに喧嘩を売るようなデザインに改良した。きっとココは私が やったことを嫌うだろう。でも、それがシャネルをアップデートさせ続けるための使命だったんだ」とコメントした。カールは、シャネル以外にも、様々なブランドや企業とコラボレーションし、デザインを手がけてきた。このことについては「私は歩く“ラベル”のようですね。ラガーフェルド(Lagerfeld)ではなく、ラベルフェルド(Labelfeld)です」とコメント。
「過去に自分が手がけた仕事については、まるでアルツハイマーのように忘れ去ってしまいます。でもそれは良いことだと思います。全て忘れ、また新しく始めればいいのです」 と語った。