南米チリのプジェウエ(Puyehue)火山の噴火による火山灰が17日、地球を一周してチリに再び到達した。
チリ民間航空当局によると、火山灰は地球を一周して、同国首都サンティアゴ(Santiago)の南1600キロメートル付近に到達。チリのラン航空(LAN Airline)は同国南部行きの航空便のキャンセルを発表した。チリとオーストラリアやニュージーランド、アルゼンチン間の航空便は、現在も一部が休止したままだ。
写真は写真はアルゼンチン・リオネグロ(Rio Negro)州Villa Llanquin村で、火山灰の重みで倒壊した建物(2011年6月17日撮影)。