米国土安全保障省は31日、2010年9月までの1年間で新たに100万人を超える外国人に、米国への合法的永住資格を認めるグリーンカードが付与されたと発表した。
同省によると、1年間で新たに永住資格を獲得した外国人は104万2625人。このうち半数を超える54%はグリーンカード獲得時、すでに米国に居住していた。また3分の2は米国人あるいは永住資格を持つ居住者との婚姻・家族関係に基づき、グリーンカードを獲得した。
出生国別に見るとトップはメキシコ(13%)、次いで中国とインド(各7%)となっている。
また国土安全保障省の統計によると、毎年多数のグリーンカードが発行されているにもかかわらず、米国内には依然、約1080万人の不法滞在者が居住している。