太陽全体の3D画像/NASA | 金谷全朗の印象光景・ハッピーがそこにある!
米航空宇宙局(NASA)は、太陽観測衛星STEREOが撮影した画像を元に、太陽全体を3Dで見ることができる画像を初めて公開した。

 画像は、STEREOの2基の衛星が両側から撮影したもの。高温プラズマのから繊細に入り組んだ磁場まで、太陽をありのままに撮影しており、太陽活動を3Dで眺められる画像としては世界初だという。

 2006年に始動したSTEREOプロジェクトは、太陽から地球へのエネルギーと物質の流れを観測するもの。米海洋大気局(US National Oceanic and Atmospheric Administration、NOAA)は既に、航空会社、電力会社、衛星運用会社などに向けた宇宙天気予報で、STEREOの3Dモデルを活用している。