ハイチのチャリティ・ファションショーにトップモデル集合 | 金谷全朗の印象光景・ハッピーがそこにある!
10/11年秋冬ニューヨーク・コレクション真っ只中の12日、震災に苦しむハイチの女性や子供を支援するためのチャリティ・ファションショー「Fashion For Relief」が開催された。

■トップモデルが勢揃い

 ショーのスタイリングは人気スタイリストのレイチェル・ゾー(Rachel Zoe)が担当。ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)の登場とともにショーの幕が開けると、アギネス・ディーン(Agyness Deyn)、ヘレナ・クリステンセン(Helena Christensen)、カレン・エルソン(Karen Elson)、セリタ・エバンクス(Selita Ebanks)、エリン・オコナー(Erin O'Connor)ら人気モデルが、トップデザイナーの服とまとって登場。

■豪華ゲストモデル&デザイナー

 さらに、タレントのケリー・オズボ―ン(Kelly Osbourne)、歌手クリス・ブラウン(Chris Brown)やエステル(Estelle)など、多彩な顔ぶれのゲストモデルがショーを彩った。ダナ・キャラン(Donna Karan)やダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane Von Furstenberg)、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)らデザイナーもランウェイに登場し、会場を沸かせた。

■マックィーンへのトリビュート

 フィナーレには、開催前日の11日に亡くなった英デザイナー、アレキサンダー・マックィーン(Alexander McQueen)の10年春夏コレクションに身を包んだナオミやカレンらがステージに登場。偉大なるデザイナーへの哀悼の意を示した。
 
■服はチャリティ・オークションに

 デザイナーのジョージナ・チャップマン(Georgina Chapman)は、「ナオミは最高のことをやりとげたね!今日ここにいる全員が、ハイチ支援に努める彼女をサポートできたことに興奮しているよ。本当に素晴らしいことだよ」と大成功を称えた。

 ショーに登場したデザイナーの服は、15日からNet-A-Porter.comでチャリティ・オークションにかけられている。