やせ過ぎモデルの問題/カール・ラガーフェルドの意見は! | 金谷全朗の印象光景・ハッピーがそこにある!
ドイツでトップの販売数をほこる女性誌「Brigitte」が、やせ過ぎモデルの問題に取り組むため、今後プロのモデルを誌面で起用しないと発表し、話題を呼んでいる。

 読者からよせられた「モデルたちが普通の女性と違いすぎる」という不満の声が、今回の決定に至った理由だと同誌は発表。今後は“現実的な女性”をモデルに起用するという。

 しかしこれに対して、デザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)は批判的な意見を寄せている。ラガーフェルドは独週刊誌「フォーカス(Focus)」に対し、「ふくよかな女性を見たがる人なんていない。やせたモデルを醜いと非難するのは、テレビの前でポテトチップスの袋を抱えている母親たちだけだ」とコメント。さらに「ファッションとは、夢やイリュージョンの世界であるべきだ」と語った。