キャロリーナ・ヘレラ/10年春夏ブライダル・コレクション | 金谷全朗の印象光景・ハッピーがそこにある!
米・ニューヨーク五番街の「ティファニー(Tiffany & Co.)」本店で5日、「キャロリーナ・ヘレラ(Carolina Herrera)」の10年春夏ブライダル・コレクションが発表された。

 エディターやバイヤー、婚約中の女性が詰め掛けた会場で、ヘレナは20体のウエディングドレスを発表。「ティファニー」のジュエリーや「アレハンドロ・インヘルモ(Alejandro Ingelmo)」が手掛けたハットをコーディネートした。

 それぞれのドレスには、インスピレーションとなったアーティストにちなんだ名前が付けられた。例えば「クロード・モネ(Claude Monet)」では、スイレンがプリントされた美しいチュールのストラップレスドレスに、大ぶりなベール。「フランシスコ・デ・ゴヤ(Francisco Goya)」は、刺繍の施された白いストラップレスに、胸元にはピンクのタフタとシルバーのリボンがあしらわれ、仕上げに黒のボレロがアレンジされた。

 最も際立っていたのは、「ジョン・シンガー・サージェント(John Singer Sargent)」のルック。アイボリーの生地のスリムなラインのドレスで、胸元には刺繍でできた花のブローチが輝いていた。