フランス・パリ市内で27日、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が手掛ける「シャネル(CHANEL)」が09年春夏パリ・オートクチュールコレクションを発表した。会場の壁を埋め尽くすのは、純白の紙の花。「ファッションは行き着く所まできた」と語るカールが今シーズン選んだのは、魔法のようにフレッシュでピュアな白い世界。ドレスやスーツには、フェザーやクリスタル刺繍、レース飾りがふんだんに施されている。ショートジャケットは、グラフィカルなシルエットを描く。イブニングドレスも含め、全てのアイテムは2ピース。巨匠自らの手で新たなオートクチュールの1ページを開いてみせた。