イタリア・ミラノ市内で9月23日、デザイナーデュオのトマソ・アキラーノ（Tommaso Aquilano）とロベルト・リモンディ（Roberto Rimondi）が手掛ける「アキラーノ・エ・リモンディ（Aquilano E Rimondi）」が09年春夏コレクションを発表した。パリ・オートクチュール界に君臨したエルザ・スキャパレリ（Elsa Schiaparelli）からインスパイアされ、スパンコールをあしらったベルト付きチュニックやひざ丈のフリンジスカート、サテンドレスなどを発表。エジプトのエッセンスもふんだんに取り入れ、エキゾチックさを演出した。色はシナモン、サフラン、マスタードなど。2人が手がける「ジャンフランコ・フェレ（Gianfranco Ferre）」の構築的なスタイルとは一味違った、極めてフェミニンでどこか民族的なコレクションになった。ショーに際し、アキラーノとリモンディが新作について語った。