
最近、ソマリア沖の海域で海賊が多発している。
今年4月にもこの辺りでフランスの豪華帆船が海賊に乗っ取られているのだ。
世界の海に危険がいっぱい!
世界の海で海賊に襲われる実数は年々増加している。
数年前で年間300件以上。
今までは、その60%以上は東南アジア付近なのだ。
(マラッカ海峡、シンガポール海域、マレーシア、インドネシア、バングラデッシュ、インド等)
そして、航行中に多発するのはマラッカ海域。
スピードを落とすため襲い易く、地形的に逃走し易いからだろう。
実際、私の海外の知人もこのエリアで海賊に襲われたと聞く。
海賊は過去の物語だけでなく、そこにある現実でもある!
ZenRo~


フィリピン人の乗員25人が乗ったギリシャの貨物船Centauriは18日、首都モガディシオ(Mogadishu)沖約200マイルでロケット弾で武装した海賊に乗っ取られた。情報を公開したマレーシアのクアラルンプール(Kuala Lumpur)にある国際海事局(IMB)海賊情報センターによると、海賊はソマリア東部沖を通過する船舶を狙って襲撃している。
また、船員援助計画(Seafarers Assistance Programme)のAndrew Mwanguraケニア支部長によれば17日、中国人24人とスリランカ人1人の乗員を乗せ、チュニジアからインドのピパバブ(Pipavav)港に向かっていた香港船籍の「グレート・クリエーション(Great Creation)」号も乗っ取られた。
IMBによると今年1月以来ソマリア沖で55隻が海賊の襲撃を受けており、11隻が依然身代金目的で拉致されたままだという。