
再現された、ギリシャ神話に登場する巨大な冒険船「アルゴ号」。
現在、ギリシャのエーゲ海沿岸都市ボロスを出発し、イタリアのベネチアを目指して航海中。
50人漕ぎのガレー船での約2200キロの航海なのだ。
アドリア海に入りベネチアの島々が見えた時どんな気持になるのだろう。
何だか自分の事のようにワクワクしてきた。
ZenRo~

アルゴ号は、ギリシャ神話でテッサリアの王子イアソン(Jason)率いる探検隊アルゴナウタイ(Argonauts)が、「黄金の羊皮(Golden Fleece)」を求める航海で用いたとされる50人漕ぎのガレー船。
6年の歳月をかけ再現された現代版アルゴ号は、6月14日にギリシャ中部のエーゲ海沿岸都市ボロス(Volos)を出発し、イタリア北東のベネチア(Venice)を目指して航海中。航行距離は1200海里。欧州連合(EU)加盟全27か国からの乗組員が乗船している。
当初アルゴ号は神話上の探検隊の航路を再現し、イオルコス(Iolkos、現在のボロス付近)から、黒海に面する古代国家コルキス(Colchis、現在のグルジア)まで航行する予定だった。だがトルコを通過する場合、安全な渡航を保証できないとして、主催者側は航路を変更した。