人生の正午
こんにちは 自信を育てるセラピスト けいたんです。
日中はまだまだ暑いですが、朝晩は涼しくなってきました。
台風もよくやって来て大気は不安定です。
こんな時は頭痛や腹痛を訴える方が多くなります。
おそらく気温や気圧の変化で自律神経が不調を起こしているものと思われます。
アレルギー鼻炎の私は鼻もやられて、重くはならないのですがちょっとづつ体のあちらこちらが体調不良を起こして気分が上がらない・・そんな感じです。
自分の活動量というかエネルギーが昔ほど湧いてこないのを実感しています。
そんな中である人の理論の事を思い出しました。
心理学者ユングの理論の中に「人生の正午」という言葉があります。
人間の一生を少年・成人前期・中年・老人の4つに分け、その転換期には「危機」があるとしました。
その中でも成人前期から中年への転換期を1日の太陽の動きと重ね、人生の午前から午後へ移行していくその時に生じる危機の事を「人生の正午」と呼んだのです。
年齢で言えば40歳前後位でしょうか(年齢については個人差があると思われます)、
もっと上を目指したり、何か目標に向かって頑張ってきた頃と比べると、自分の実力や限界も知り、能力や体力も衰えていく中で
「自分の人生これでよかったのだろうか?」という疑問が湧いてきます。
またこの時代は「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」とも言われ、子育てや親の介護、離婚、死別、金銭問題等、現実的な問題が起こりやすい時期でもあります。
これまでの生き方をするために背後に追いやったもの「影」が、「人生の正午」を境に日の当たり方が変わってくることで見えてきます。
人生前半の部分で生きられなかった「影」の部分に光を当て統合していくことで危機を乗り越えていけるとされています。
それは価値観や行動が変わってくることを意味します。
もしかすると、それは世間的に見れば愚かな行動に見えるかもしれません。
今まで築いてきてきたものを壊す人もいるでしょう。
でもそこから目をそむけないでしっかりと向き合う事が、その人の内的な人生をより豊かなものにしてくれるのです。
その時代にやりたい事をなるべくやっておいた方が人生を振り返った時に、後悔は少ないでしょう。
「あなたの人生でやり残した事は何ですか?」
人生の後半戦に突入したなと感じる人は、時々自分に問いかけてみましょう。
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■発行者 中澤敬子
■カウンセリングルーム イマージュ