今日は3月11日。
朝から、震災に関するブログ記事やFBでの色んな人の投稿を見て、
涙が止まらない一日でした。
自分で言うのもなんですが
こう見えて(←どうみえて?)人一倍感受性が豊かなタイプです。
でも実は、朝ニュースを見るまで、
今日が3月11日だということ
東日本大震災から5年が経つということを
忘れていました。
朝起きてニュースを見て、
そういえば、今日は3月11日だった。
と気づきました。
阪神大震災や東北での地震を体験している人にとっては
地震が起こった日を忘れることなんてできなくて
毎年色んな気持ちでその日を迎えるのだと思うけれど
どちらも、
TVやネットのニュースでしか見たことがないわたしにとっては
どうしても「死」を身近には感じられなくて
自分ゴトと思えなくて
気付けばいつも通りの日常をなんの意識もせず過ごしていく。
そんな感じになってしまっています。
被災された方や、大切な人が被害に合ったという人の言葉はとても重く、
なんだか「自分ゴト」として捉えることすらできない自分に
落ち込んだりもするのだけど
せめてこの日くらいは、と。
今の自分にできることをしてみました。
そして落ち込んだと同時に感じたのが、
いかに自分が恵まれているのか。
ということ。
気持ちよく眠りにつける場所があって
食べたいものが食べられて
欲しいものもそれなりに買えるし
大切な人も元気でいてくれる
その環境で暮らしていると
それが当たり前になって
そこを大切にせずに
「もっと!」、「もっと!!」
「まだまだ足らない」、「もっと欲しい」
と思ってしまう。
だけど、
今いる自分の環境、周りに居てくれる大切な人たち。
それは決して当たり前のことなんかじゃない。
周りの人への感謝の気持ちが溢れるとともに
その気持ちを自分なりに還元していくにはなにができる?
を考えていました。
遠くの誰か、の役に立つことを考えるよりも
まずは身近に居てくれる人たちの役に立ちたい。
それなら「自分ゴト」としてイメージできる。
それが広がって、大きな輪になっていけばいいな。
