広島、京都2021 | Limage Botanique

Limage Botanique

Botanicalartの一種で
透明水彩えのぐで、植物画を
描いています。
L'image Botanique

四季折々、身近な植物を観て、
空気や、風を感じられるように
描きたいと思っています。

ワクチンも2回うち終わり、
コロナも少し落ち着いたところで、
義母の面会もできるということ。
車で約10時間、広島へ。

叔父さんの弔問に、さらに県北へ向かう。途中、前から気になっていた三次市の奥野元宋、小由女美術館へ。


偶然、やはり行きたいと思っていた、ホキ美術館展。細密で精密で、でも心が溢れ出てくるような絵の数々に出会い、絵を描くことの意味を再認識。作品展を前に、やはり必然。

西城町の叔父のお寺。西願寺。
叔父は元大谷大学の学長で、京都に住み、eテレでお話をしたり、五木寛之と親交もあったようです。93才、ご冥福をお祈りいたします。今日が告別式。
もう会うことのない、叔父と叔母の魂に出会ったようでした。

家周りやお墓の掃除をしたり、
母と面会を済ませ、近い広島空港で、お土産を買い、
こちらで途中下車。
4月にリニューアルしたばかりの智積院会館に宿泊。紅葉前ということもあり、ほぼ貸し切り。16時頃についたので、
歩いて、清水寺へ。







翌朝、6時のお勤めに参加しました。
総勢100人余りの僧侶の生の声に囲まれた聲明。疫病退散も込められていました。
拝観もさせていただきました。

もちろん長谷川等伯一門の国宝も。


こんな感じで美しかったです。
今回は、夫が選んだところでしたが、私にとっては京都デビューの場所。
学生時代、長谷川等伯に興味を持ち、まず訪れたのがここ。45年前のこと。当時は本物の襖絵が、置かれていました。
室町からの長い時を経た、強さ、美しさ
に感動します。

花に向かい、寄り添う、
花からみれば、ひとは?