いや～参りました…
中１の長男坊、二回目のテスト（期末）結果が戻ってきまして…。一学期の最初のテストでまず愕然としたのですが、通っている市立中学では学年順位って出さないのです！!！
おったまげました…
詳しく記すと、一冊の本になりそうなので止めます！（指疲れるし‥）
でも、その制度の中身がどうなっていて、なぜそうしているのかなど、複数の学校の教師から内情を確認したので、その上で「やっぱりよくないなぁ‥」と思ってしまう訳です。
他にも「ギョエ～」と思ったことが…
昼の給食は、各自が授業同様に席に着いて全員前を向いて食べるんです！!！
お、お、お、お、恐ろし過ぎる～
正直、こんな事なら私立に行かせておけば良かった…と後悔しました。
父母会に参加しており、校長や他の先生方もそれぞれイイ人達です。
でも、組織としての制度や意思決定、そのプロセスや根拠（動機）を確かめると、『切なくてやるせない』気持ちになります。
イイ人達の自己防衛本能、
取捨選択基準の曖昧さ
競争と共生の混同
「ヒトを育成する」覚悟の欠如
「教えるべきコト」の勘違い
などなど…
最近、色んな先生方と接して色んな職員室に滞在して
色んなことに気付いちゃってます‥
勿論先生方も教養ありますから、自覚しているし問題視もしています。
一緒にプチ意見交換もしてます。
とりあえず喫緊の課題は
・息子が目標を見失っていること
・順位がわからないので立ち位置（座標軸）が掴めていないこと
・なぜ試験勉強を頑張らないといけないのか理解できていないこと
などの解決です。
少なくとも、私の学生時代よりは格段に勉強しているし、キライではないみたいです。
でも、親友が行く高校にボクも行きたいというのには、ちと驚きました。
うちの母ちゃんにこんな事言ったら
「アンタっ！じゃあその友達が辞めるって言ったらアンタも辞めるとね！？」
って100パーセント云われてまう…
これからアイデンティティが形成されていきます。
まずは、近々に…
東大と国会議事堂に連れて行って、「ここがゴールだよ」と明確なビジョンを脳裏に焼き付け、その帰りに麻布や開成高校を見学し、高校と大学受験のランキング表を部屋に貼り、栄冠を勝ち取るためのロードマップと工程表を作成します。
そして、『ボクは○○に絶対合格する！』という決意文を毛筆でデッカく書かせて、貼りだし、毎朝十回大きな声で唱和させ潜在意識に刷り込ませます！
そしてそして、合格率の高い塾を探して毎晩遅くに車で送迎やっちゃいマス～！
冗談はさておき…
中間目標や座標軸くらいは自分で納得して見つける動きをしてほしいと思ってます。動機付けや目標設定の方法など、彼が暗闇を歩く時の『足元の灯り』くらいは照らしてあげたい。
そして学習・勉強・研究など、
人間に与えられた特権を『知的冒険』と思えるよう一緒に楽しみながら真剣に遊びたい。
改めて覚悟を決めた４１歳の秋ナノダ
ｂｙエイボン
長くてゴメンね－！
『風の谷のあの人と結婚する方法』ｂｙ須藤元気、森沢明夫
お、「元気」か‥！
彼の読み物は好きだ。
世俗的な出来事や我々のありふれた行動から、何を学び何を手放せばよいかを発信してくれる。
また、論理的で科学的な解釈と観念的心理的事象をわかりやすく表現してくれる。
しかも、とても平易で砕けた表現でおもしろおかしくだ。
格闘家としてのプレイスタイルもトリッキーで飽きさせないところが好きだった。
一気に読んだ。
とてもおもしろかった！
今の私に必要なメッセージが沢山盛り込まれていた。
私のまわりにはいつもこうして支え守ってくれる人達が沢山いる。
沢山いすぎて、もうかれこれ随分と長い間ご無沙汰してロクに挨拶もできていないし、恩返しもしていない。
本の中で出てくる『バタフライ理論』はとても印象的だった。
ブラジルの一羽の蝶々が羽ばたくと、その空気の乱れた波長が巡り巡ってやがてテキサスで竜巻となる…
初めは些細な事でもそれは延々と繋がっていずれは大きな出来事の原因となる…
因果応報
全ては繋がっている
果たして…
自分には一体何が出来るのでしょうか？
先週のことですが･･･
まさか自分が学校の教壇に立つとは･･･
相手は定時制の男子高校生たち約20名ほど。
これから就職活動が本格的に始まるので
「動機づけ」をしてほしい、と先生方に急遽言われ
何も考えずに「はい、わかりました」と答えた。
「いや、いきなりはできません･･･」なんて答えられませんから。
定時制の学生は昼間バイトをしているのでそれなりの収入があり、
逆にそれが卒業後の就職を阻む要因にもなっている。
仕事を作業と捉え自ら新しい人間関係や成長を拒んでいる 。
でも、世間ではニートやフリーターでは生きていけないって言うし･･･
これらのジレンマのなかで、毎日を惰性で過ごしてしまう
ズルズルと･･･
先生から事前にこういった現状を聴き教室へ向かった。
スリッパを「パタパタ」言わせながらペンギンみたいに･･･
それで、挨拶や自己紹介もそこそこに
短時間だったけど、「動機付け」を行った。
最初、教師と私に背を向けていた生徒や
へらへらしてしゃべっていた生徒も
「どうやら教師ではなさげな雰囲気を醸し出しているおじさん」
に関心を示し、結構真剣に話を聞いてくれた。
早く動かないと仕事に就けないぞ！と先生が言っても
第一歩目をどの方向にどうやって踏み出すのかを躊躇している。
本当は誰だってそうだよね。
新しいことを始めたり新しい世界へ踏み出すのは
最初は勇気がいること。
私は自分の経験を交えて以下の話をした。
・これからの大まかなスケジュールと手順
・就職先を探す前にすること
・自分の興味関心や適正を知る方法
・なぜアルバイトより正社員の方がいいのか
・選択していくコツ
などなど
今世の中が豊かになって相談に乗ってくれるところや
必要な情報はたくさんある。
でもそれらのほとんどは包装紙で包まれ中身が
見えないようになっている。
だから中身の味を知っている「ヒト」から
口コミで情報を拾うしかない。
もしくはお店へ行って試食するか。
動く人は自ら動く
動かない人は理由があるから動かない
動きたくても動けない人は動けるための「手助けが必要」
ただそれだけのこと
誰にでもできる
相手を思いやれば
だいぶん感覚を思いだしてきました!