何かのきっかけでものすごくズコーーーンと来て、どうしようもなく苦しい時が来る。
それまではあんまり気にならなかったことが急に暗く重く感じられ、出来ていたことが出来なくなり、
生きているだけで辛くてたまらなくなる時がある。
こういう状態になるのは私だけではないと思いますが、私の場合は
冬へ向かうとき
春へ向かうとき
に起こりやすい。観察してきた結果。
で、この度は、
あまりにも価値観が違う人と時間を過ごしたら、自分がめちゃめちゃになった。
違う価値観＝悪い意味ではないし、悪い人と居たわけではないの。楽しかったし、過ごしてよかったの。
ただ
その「違い」によって『揺さぶられるところ』が大きかった。
「私は私」と思えなくなったし、私は自分の過去現在未来を肯定していたはずが、いっさいの自信がなくなった。
そこからはもうどんどん否定するほうに走っていった。
あらゆるものが、人が、否定の対象にみえた。
あらゆるものが、人が、自分を否定している、陥れようとしているようにみえた。
その状態からみた世界は疑心暗鬼。(『ひぐらしのなく頃に』を思い出す。あの作品は魂の救済の物語。『ゆるし』の物語。)
もう、疑心暗鬼が止まらない。
あれ？私ってこんなんだっけ？
昨日まで、いったいどうやって生きて来たんだろう？？？
いや、つい数年ほど前はこんな精神状態だった。
そこから這い上がってきたつもりだったけど、また戻ってしまったのか。。。
気を落とさないよう、気を配って生きてきたつもりだったのに、全部台無しにしてしまった？
普段、おこりんぼうだし、泣き虫なんだけど、そういうパワーも出ない。怒れないし、泣けない。そんな気力はない。
そして体も動かなくなってきた。
動けないなら動かない。そんな風に10日くらいかな？過ごしていた。
ある時ふと思った。
(なんでその思いに至ったかの流れは割愛。細かい流れはもう忘れた（笑）
ただ、きっかけとなった「価値観の違う人」は、私には、この世の価値あるもの全てを「持っている」ようにみえ、対して自分がなんにも「持っていない」ように感じられた。すごい対比を見せられた。)
『自分のものも
自分のためのものもないんだなー』
って思った。そしたら
なんだかすごく寂しい
『私のものも
私のためのものも
そんなものはこの世に一切ないんだなー』
と思ったら
なんか超絶虚しい 。
『私のものなんて この世の中に1つもないんだな
ないんだな』
虚しさ
諦め
失望
絶望
『脱力感』
その時、『何か』を掴んだ感じがした。
これが『底』だったのだろうか。
だんだん、「私」が戻ってきているような感じがする。
美味しいとか、かわいいとか、美しいとか、、、感じられなくなっていたそういった感動がだんだん戻ってきた。
より深く大きく広い自己となるために、何にもできなくなるくらい動けなくなる体験があるのだと思います。
今回は
★自分の意志で目的に向かって邁進し達成する、得るために努力する
そういった生き方や考え方から本当に脱却する、脱却できる機会に来ているのではないかと思いました。
「自分が」得たんだとか、
「自分が」何かが出来たんだとか、
「自分が」何かを成したいとか、
「自分が」善を行いたいとか、
「自分が」貢献しているんだとか、、、
そういった「自分が」「自分が」みたいなのを外していく過程に居るのではないかなあと考えています。
また自分の備忘録的に、思い付くままにつらつらと書きましたので意味分からんと思いますが、読んでくれた方ゴメンなさい。そしてありがとう。
こんな感じの10月後半～11月始めでした。
道端のばらさんがとてもきれいだよ。うれしいよ。
摩利支天堂の狛猪さんの頭の上にかわいい蝶(蛾?)さんが～☺️ふたりとも同じ顔しとる～(´・∀・)ｶﾜｲｲ
小さき自己からの脱却、その渦中に居るときは生きてることや生まれてきたことを呪うんだけど、それも抜けてきました。
抜けたら晴れやか。
お読みいただきありがとうございました。
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